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Living in Bay Area

2017年11月2日

[カテゴリー: ベイエリア食通信暮らしの情報 ]

アメリカのオーガニック食品とは

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先日お伝えしたアメリカのベビーフードをはじめ、生鮮食品や調味料、お菓子にいたるまで、アメリカでのオーガニック食品の人気はここ数年さらに高まっています。今回は、オーガニック食品とその見分け方、サンフランシスコ・シリコンバレーで買えるお店などについてお知らせします。

オーガニック食品とは
オーガニック食品の見分け方
USDAオーガニックのラベルを読み解く
オーガニック食品が買える店
オーガニック食品の誤解
その他のオーガニック製品

オーガニック食品とは

オーガニック食品はアメリカ農務省(USDA)が管理しており、以下のような厳しい条件で生産されています。

  • 合成化学肥料と殺虫剤を使わない
  • オーガニック農法で禁止されている化学物質が、土壌から3年以上検出されない
  • 下水汚泥を肥料として使わない
  • 遺伝子組み換え品を使わない
  • 殺菌や品質維持のための放射線放射をしない
  • 家畜に抗生剤や肥育ホルモン剤を使用しない

オーガニック食品の見分け方

  1. USDA Orgnicラベルを確認する 白地に緑、または白黒もありますが、内容に違いはありません。
  2. CCOF Organicのラベルを確認する ファーマーズマーケットでは、CCOFと書かれたラベルを飾っている農家がよく見られます。California Certified Organic Farmersの略で、全米でも草分け的存在のオーガニック認定団体です。
  3. PLUコードを確認する スーパーマーケットで販売されている野菜や果物には、小さなシールが貼られており、PLUコードと呼ばれるサイズや種類を識別する数字が掲載されています。オーガニックの作物には、9から始まる4桁の数字がついています。桁が多かったり4や5から始まっているコードはオーガニックではありません。

USDAオーガニックのラベルを読み解く

USDAのオーガニック食品には、よく見ると表示に違いがあります。

  • “100 % Organic”  野菜、果物、小麦粉など原材料がオーガニック農法のみで作られているものを指します。
  • “Organic” 原材料の95%がオーガニック食品です。
  • ”Made with Organic ~” 原材料の70%がオーガニック食品です。

オーガニック食品が買える店

  • Whole Foods 健康志向の高級スーパー。地場産やオーガニックの食品を取り揃えています。
  • Costco Costcoのオーガニック食品の売り上げはWholeFoodsを抜いたと言われています。ウェブ担当がおすすめなのはオーガニックの卵です。他のスーパーでは12個入りで5〜6ドルほどしますが、こちらでは24個が約7ドルです。また、Better than Bouillon という瓶入りのブイヨンも、通常より二倍サイズの瓶がほぼ同じ値段(約6ドル)で買えてお得です。(2017年10月現在)
  • ファーマーズマーケット USDAやCCOF認定の新鮮なオーガニックの野菜や果物が揃っています。ファーマーズマーケットの詳細は、過去記事「ファーマーズマーケットに行こう」 をご覧ください。

その他、Safeway, Lucky、Nijiyaなど他の現地スーパーマーケットでも買えます。現地のお店情報は「スーパー情報」に掲載しています。

オーガニック食品の誤解

  • 栄養価が高い  オーガニックの野菜や果物は、従来のものとビタミン、ミネラルなどの栄養価に違いはないという研究結果があります。
  • 洗って食べなくても安心  オーガニック食品には合成化学物質は禁止されていますが、有機農法向けの殺虫剤などは使われています。しっかり洗って食べたほうが良いです。
  • オーガニック食品は高い 通常の食品に比べて値段が高いものが多いですが、バナナや人参などはそれほど違いがありません。Whole Foodsのものが他と比べて安い場合もあります。

また、Non- GMO(遺伝子組換えでない)、Natural、Antibiotics Free(抗生剤不使用)、Hormon Free(ホルモン剤不使用)、Localy grown(地場産)の表示はオーガニックとは違いますし、認定基準がありません。

その他のオーガニック製品

化粧品やボディケア用品などにもオーガニックのラベルがついている商品はたくさん販売されています。USDAとFDAのウェブサイトによれば、これらの製品はFDA(アメリカ食品医薬品局)が管轄していますが、FDAにはオーガニック製品についての法律はないそうです。でもUSDAが指定するオーガニック農法でできた原材料を使っていれば、同じようにオーガニックのラベルをつけることができるそうです。なんだか複雑ですね。。。

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アメリカのオーガニック食品の認定は、世界一厳しいと言われているそうです。健康的なイメージのオーガニック食品はできるだけ取り入れたいところですが、予算が限られたりしてなかなか難しいこともあるので、皮ごと食べる果物はできる範囲でオーガニックにする、などゆるいルールを決めて買うとよいかもしれません。様々な食品が揃っているので、お買い物の際にはぜひ探してみてください。

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