
現地では新年度は8月〜9月にスタートします。はじまって1〜2週間は様々な準備がありますので戸惑う方も多いかと思います。学校によって多少の違いはありますが、一般的なエレメンタリースクールの準備をご紹介します。
学用品の準備
新年度が始まる前または初日に、学校から保護者へ必要な学用品のリストが配られます。のり、えんぴつ、マジック、ノート、バインダーなどです。保護者はそれらを買いそろえて、各クラスに持っていきます。
これらの学用品は家に持ち帰らずクラスでシェアするので、子供の名前を書いて持っていく必要がありません。学用品一つ一つに名前を書くのは結構手間がかかるので、とってもありがたいシステムです。学期の途中に学用品が足りなくなると、教師がまた寄付を募ります。
わからないものは検索。地元のお店で買ったほうが安いことも。
ちなみに、リストを見てもどんな文房具かわからないことがあります。例えば、”Ticonderoga® #2 Wooden Pencils, 0.7mm, 12ct”と書かれていてもどんなえんぴつかと戸惑いますね。前はお店に行ってオロオロしながら探してたのですが、最近はウェブで検索して写真と値段をチェックしています。オンラインショップで買うと便利ですが、地元のTargetやOffice Depotなどのお店で買うほうが安く買える場合もあります。
バックパックとランチバッグは名前を書いて
ランドセルはないので、バックパックを使います。中に入れるのはランチバッグと宿題が入ったフォルダだけです。(高学年になるとノートや教科書を持ち歩くことも多いです。)ランチバッグとバックパックは名前を書いておいたほうが良いです。学校の忘れ物コーナーにたくさん積まれているのを見かけますし、まれになくなってしまうことも。
各種書類の提出 Maze Day
学校の始業日の前後に、保護者と生徒が学校へ行き、時間割や新年度に必要な書類などをもらったり、教師の説明を受けたりするMaze Dayという日を設けている学校もあります。Mazeとは迷路の意味で、あちこちのブースを歩き回ることからそう呼ばれているようです。
Maze Dayがない学校も、初日はたくさんの書類をもらい、目を通してサインし提出します。書類の内容は、「Back to school 新学期の準備をしよう」に掲載しています。
ボランティアの選出
学校には様々な保護者ボランティアが学校のイベントやクラスの手伝いをしています。クラスペアレントと呼ばれるボランティアは、各保護者に連絡や、イベントのお知らせなどをして教師をサポートします。他にも、クラスのアルバム担当、アートクラスの手伝い、遠足の付き添い、学校のイベントの手伝い、図書室の手伝いなど、様々なボランティアがあります。
ウェブ担当は以前、配布物と宿題プリントを各生徒のフォルダにふりわけるボランティアをやったことがあります。ボランティアは少し敷居は高いですが、子どもの様子もわかりますし、英語に慣れる練習になりました。1年を通して関わるボランティアだけでなく、1日だけの気軽にできるものもあります。
Back to School Night/Parent Night
始まって1〜2週間後に、Back to School Night またはParent Nightと呼ばれる保護者会があります。ここではカリキュラムの内容、宿題の出し方、成績のつけ方、行事予定など、重要な情報が得られます。夕方から始まり、子どもは参加できません。英語がわからなくて戸惑うという方もいらっしゃいますが、通訳を頼める学区もあります。
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ここまで終わればほっと一息できます。忙しい日々は続きますが、お子さんが早く学校に慣れて楽しめるといいですね。弊社は、お客さまのご希望にかなう学区の家探しをお手伝いさせていただきます。