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Living in Bay Area

2017年10月19日

[カテゴリー: 暮らしの情報 ]

アメリカの赤ちゃんのミルクと離乳食事情

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前回のおむつ事情に引き続き、サンフランシスコ・シリコンバレーの育児情報です。アメリカで赤ちゃんを育てる時のミルクと離乳食の事情をまとめてみました。

母乳育児
乳児用ミルクは3種類
ミルクを溶かす水は何を使う?
アメリカの離乳食
USDAオーガニック、Non-GMOって?

母乳育児

栄養価が高いこと、手軽に赤ちゃんにあげられることなど、様々な利点がある母乳育児。現地では、ラクテーション・コンサルタント(lactation consultant)と呼ばれる母乳育児の専門家がサポートしてくれ、病院でも紹介してくれます。ただし、マッサージを施行してくれることはありません。

乳児用ミルクは3種類

  • 液体ミルク そのまま使えるタイプでliquidと表示されています。便利ですが粉ミルクより値段が高いです。
  • 粉ミルク (Powdered milk)水で溶かして使います。牛乳ベース、豆乳ベースなど種類も豊富です。
  • 濃縮ミルク (liquid concentrate) 液体を水で薄めて使うタイプです。

EnfamilやSimilac、オーガニック素材を使ったEarth’s Bestなどのブランドが有名です。栄養価はどのブランドも同じで、整腸剤やDHAなどが追加されているものもあります。

ミルクを溶かす水は何を使う?

水道水を使っても問題はないと言われています。ただ、日本と違いアメリカの水道水は虫歯予防を目的にフッ化物(Fluoride)が添加されているため、粉ミルクや濃縮ミルクだけを飲んでいる乳児はフッ化物沈着を起こす可能性が高まると言われています。

フッ化物沈着とは、歯に白い染みができたり、茶色くなったりする症状のことです。フッ化物は水だけでなく、他の食品などにも含まれています。

液体ミルクは、フッ化物濃度が低いのだそうです。

アメリカ疾病管理予防センターのサイトによると、リスクを低くするにはフッ化物濃度の低い水を使うと良いとあります。

現地で販売されている水にはいくつか種類があり、de-ionized(イオンを取り除いている)、 またはpurified,、distilled、demineralized、(汚染物質やミネラルを取り除いている)などと表示されています。

他にも、ミルク専用の水や、赤ちゃん向けのNusery Waterと呼ばれる水もスーパーで販売されています。ただしフッ化物を添加している水もあるので、ラベルを確認します。

現地の水道水に含まれるフッ化物の適正濃度は0.7mg/Lと定められています。各市では毎年水質検査を発表しており、インターネットでお住まいの市の名前とwater quality reportと検索すると、検査結果が見つかります。神経質になる必要はありませんが、心配な方は医師に相談すると良いでしょう。

アメリカの離乳食

離乳食の初期に使うStage 1、1st Foodとラベルに書かれた離乳食は、無添加・保存料なしのものがほとんどです。びんにはいったタイプ、パウチタイプなど、GerberやEarth’s Bestといったブランドから様々な種類が販売されています。

りんご、なしなどのフルーツやにんじん、グリンピースなどの野菜の単品ものはもちろん、現地らしいものといえばチキンポットパイ、ラビオリ、グリーンピースとキヌア、ひよこ豆、グラノーラなどもあります。

以前、米を原料としたライスシリアルが、ヒ素を含んでいることが報道されました。お米文化ではないため報道で厳しく取り上げられたのではと思うのですが、現在はライスシリアルのヒ素含有量の制限が定められ、偏った食べ方をしなければ問題ないと言われています。その他にはオート麦や麦のシリアルなどがあります。(ちなみに日本の米にもヒ素は検出されています。)

離乳食を手作りする方ももちろんいますし、または日本の離乳食の味が良いと日本から持ってくる方もいます。

USDAオーガニック、Non-GMOって?

USDAオーガニックのラベルがついた離乳食はとても多いです。合成化学物質を使わない、遺伝子組み換え品を使わない、持続可能な生産方法など厳しい条件を経てアメリカ農務省から認定されます。

ただ、オーガニックでないものと比べて値段が高いことが欠点です。また、合成化学物質でない天然由来の農薬は使われています。

Non-GMOは、遺伝子組換えでないという意味です。

赤ちゃんに大人気のO型シリアル

アメリカの育児で必ずといっていいほど食べるのが、O型のシリアル(トップの写真)です。オーツ麦を原料としたこのシリアルはやわらかく、子どもがよく食べてくれると人気です。

Cheeriosというブランドが最も有名ですが、オーガニックのものなどもあり様々なブランドで販売されています。9ヶ月〜12ヶ月頃、指で食べ物をつまみ噛んで飲み込めるようになったら食べられます。

いかがでしたか?慣れない海外での生活は戸惑うものですが、弊社は可能な限りサポートいたします。どうぞお問い合わせください。

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